建設・解体業でAIが最も効くのは、見積と書類作成です。私たちはいま、解体工事会社様と一緒に、過去見積300件超と現場写真からAIが見積の下書きを生成する仕組みを構築しています。見積書だけでなく、工程表・請求書・写真台帳まで。事務所に残る仕事を、現場に戻すための取り組みです。

Why Construction

現場は回っているのに、
事務所で止まっている。

建設・解体の会社にお邪魔すると、現場は驚くほどよく回っています。段取りも安全管理も、長く積み上げてきた実力があります。止まっているのは、たいてい事務所のほうです。

見積は社長か特定のベテランしか出せない。写真台帳は現場が終わってから夜に作る。工程表と請求書は同じ情報を別の書式で打ち直す。受注を増やそうにも、見積と書類が先に詰まる。これが多くの会社で成長の上限を決めています。

ここはAIが最も素直に効く領域です。過去の見積という蓄積があり、現場写真という一次情報があり、書類の書式は決まっている。材料は既に社内にあります。それを読める形にして、判断の基準を言語化すれば、下書きは機械が作れます。人は確認と判断に集中できます。

Problems

建設・解体業でよく詰まっている、
3つの場所

私たちが実際に現場で見てきた詰まり方です。

01
見積が、社長かベテラン1人しか出せない

現地を見て、構造と搬出経路と処分費を頭の中で組み立て、金額にする。この一連の判断ができる人が社内に1人しかいない。その人の時間が、そのまま受注可能な件数の上限になっている会社は少なくありません。若手に任せたくても、判断基準がどこにも書かれていないため教えようがない。

02
書類作成が、夜と休日に押し出されている

写真台帳、工程表、請求書、報告書。同じ現場の情報を、書式を変えて何度も打ち直しています。日中は現場、書類は夜という状態が常態化すると、人が定着しません。ここは判断ではなく単純な変換作業なので、本来最も自動化しやすい領域です。

03
現場の情報が、事務所に届くまでに時間がかかる

現場で撮った写真がスマホに溜まったまま、進捗は電話とLINEで断片的に共有される。情報を集める作業そのものが仕事になっている状態です。現場が入力しやすい形に業務ごと設計し直さないと、どんなシステムを入れても運用されません。

Real Work

解体工事の現場で、
いま構築していること

守秘のため社名は伏せています。現在は検証を進めている段階です。

01
解体工事会社様 — 過去見積300件超とAIで、見積作成を再設計

ベテラン頼みだった解体工事の見積作成を、現場写真と過去見積データベースからAIが下書きを生成する仕組みへ再設計しています。担当者は要確認箇所をチェックするだけの運用を目指し、現在は検証を進めている段階です。過去の見積という社内資産を、AIが読める形に整えるところから着手しました。

02
同社 — 工程表・請求書・写真台帳の自動作成も構築中

見積で終わらせず、同じ現場情報から工程表・請求書・写真台帳を生成するところまで構築を進めています。一度入力した情報を書式違いで打ち直す作業を、まとめて減らすのが狙いです。

Where It Works

建設・解体業の、から始めるか

全社一斉ではなく、詰まっている一点から始めます。着手することが多い領域です。

見積・積算

過去の見積と現場写真からAIが下書きを作り、担当者は要確認箇所をチェックする形へ。解体工事で実際に構築を進めている中心領域です。ベテランの判断基準を言語化する作業が、そのまま若手への教育資産にもなります。

写真台帳・報告書

現場で撮った写真を送るだけで、分類・整理して台帳の形に組み上げる。夜と休日に押し出されていた作業を日中に戻します。判断が要らない変換作業なので、効果が出るのが早い領域です。

工程表・請求書

見積で入力した情報を起点に、工程表と請求書を同じデータから生成する。書式ごとの打ち直しをなくし、数字の食い違いも防ぎます。既存の書式をそのまま使えるよう設計します。

現場報告・情報共有

現場が入力しやすい形(スマホ・写真・音声・LINE)で報告を集め、事務所へ必要な形で届ける。店舗運営で構築したLINE報告の仕組みと同じ考え方で、PCが苦手な職人も置き去りにしません。

Why Us

研修会社でも、システム会社でもない。
から現場に載る。

01
私たち自身が、AIで作る実装者です

研修だけを提供する会社は、ツールを作れません。システム会社は、現場に文化を根付かせる部分をやりません。私たちは自社でAIツール・業務システムを開発・運用している実装者であり、研修から実装、業務受託までを一本の線でつなぎます。

02
「見積をAIに載せる」を実際にやっています

見積のAI化は、一般論としてはよく語られますが、過去見積を読める形に整える泥臭い工程を抜きに実現しません。私たちはそこを解体工事の現場で実際に進めており、何が難所かを具体的にお話しできます。

03
名古屋の会社なので、現場に行けます

本社は名古屋市中村区。愛知・岐阜・三重の現場や事務所へは実際に足を運び、実物の見積書・写真台帳・工程表を見ながら設計します。書式を見ずに机上で設計すると必ず外れます。

FAQ

建設・解体業のお客様からの
よくあるご質問

Q1
見積をAIに任せて、金額を間違えませんか?

AIが作るのはあくまで下書きで、最終判断は人が行う設計にします。目指しているのは「AIが見積を決める」ことではなく、「担当者が要確認箇所のチェックに集中できる」状態です。現在も検証を重ねながら精度を上げている段階です。

Q2
過去の見積が紙やExcelでバラバラですが、大丈夫ですか?

よくある状態です。全部を整えてから始める必要はなく、まず一定量をAIが読める形に整えるところから着手します。整備を待つと永遠に始まらないため、動かしながら整えていく進め方をとります。

Q3
職人がスマホやPCの操作を苦手にしていますが大丈夫ですか?

問題ありません。全員がキーボードを打てる前提では設計しません。写真を送るだけ、LINEで報告するだけといった、その現場で実際に続く形に業務ごと設計します。

Q4
解体以外の建設業でも対応できますか?

はい。見積・写真台帳・工程表・請求書という課題の構造は、解体・内装・外構・設備など工種を越えて共通しています。書式や積算の考え方は会社ごとに違うため、そこは個別に設計します。

Q5
補助金は使えますか?

AI導入に使える制度はあります。AI導入と補助金のページで、国・愛知県・名古屋市の制度を公式情報にもとづいて整理しています。ただし補助金ありきで設計を歪めないことを重視しており、申請代行は行っていません。

Get in Touch

まずは見積書を、
見せてください。

実物の見積書・写真台帳・工程表を拝見すれば、
どこがAIに載せられて、どこは人が持つべきかを具体的にご提案できます。

道具の先に、文化がある。
Beyond the Tool, Toward the Culture.